秋の香り

玄関を空けると懐かしい匂いがした。
キンモクセイの香りだ。
この香りが漂ってくると秋の訪れを感じると共に、
なんとなく懐かしいというか、切ない気持ちになりませんか?
秋を感じさせるもの、たくさんありますね。
木々の紅葉、少し肌寒い風、秋刀魚…。
何が好きですか?
ほんの2週間ぐらいしか匂わないということもあるからでしょう、
やっぱり僕はキンモクセイの香りですね。
周りに「え~?トイレの匂いやん」なんていう不届き者もいますが、
僕はこの香りが大好きです。
香りを出す物質の根本は「芳香族炭化水素」
という物質です。
この芳香族炭化水素にも左右の鏡像体があって
その片方だけを合成する方法を考え出したのが
ノーベル賞を受賞した名大理学研究科の「野依良治」教授。
ノーベル賞には、理学の分野では化学賞と物理学賞しかありません。
何で地球科学賞は無いんでしょうかねぇ。
地球科学ってのは多分物理学と化学の合いの子みたいなものだからでしょうね。
数十年前に、僕が4年のときにいた講座の教授がノーベル物理学賞の
受賞候補になったそうですがそれも昔の話です。
NHKとかの特集に挙がるのも天文学とか地球科学の話が多くて、
一般大衆の興味も一番引きやすいと思うんだけどなぁ。
来週の木~土は日本地球化学会です。
僕は土曜日の昼からポスターセッションを行います。
題名は「炭素質コンドライト中の炭素質物質のラマンイメージング」
なんて言われても訳分からんでしょう。隕石の分析研究です。
上手くいくかどうか分かりませんが、がんばります。

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