Korean Report vol.1

体が軽くシートに押し付けられる
空から見下ろす景色が違うとすれば
いつもはビルや工場なのに今日は田園が広がっていることか
約2時間の飛行
僕は生まれて初めて外国に降り立った
韓国も日本と同様梅雨時
雨だったがそれはしょうがない
仁川国際空港から約1時間バスに揺られ
ソウルの街に到着
初めて訪れる外国の街に期待と不安が入り混じる
ホテルにチェックインした後
早速明洞駅から地下鉄に乗車
さすがは国際都市ソウル
僕の片言英語でも理解してもらえた
ソウル-水原まで1200W(約120円)
水原には世界遺産の巨大な城があるという
地下鉄に揺られること約1時間
僕は駅に降りて我が目を疑った
光り輝くネオンの山、どこに行っても人の山、山、
店からは激しいユーロビートが流れる
ここはどこだ?新橋か?正直そう思った
当てが外れたものの、せっかく来たのだからと
城を求めて歩き回る
水原ワールドカップスタジアムの方向にしばらく歩き
巨大な城門を見つけてカメラを向けた
これだけか…と路地に目をやると
城壁のようなものが見える
長い城壁が坂の上のほうまでずっと続いていたので
とりあえず上ってみるがいつまでも終わりが来ない
気がつくと街を遥か見下ろすまで高いところに来ていた
しばらく歩いていると
雨に煙る中に一人の女性が散歩をしていた
僕は思い切って話しかけてみた(もちろん英語で)
いきなり話しかけられて面食らったのか
最初は「I don’t know」を連発された
でも暫く話していると少しずつ打ち解けたようで
案内してくれるという
正直うれしかった
知らない街に一人降り立ち
回りも自分のことなど知らない
その場限りの出会いと分かっていたから開き直ったとこもあるが
それでも不器用でも言いたい事を何とか伝えようとすれば
まがりなりとも伝わるんだと確認できた
しかし、僕の英語はまるで通じない
お互いに英語をあまり話せないという壁もあったが
自分の考えていることを口に出すのがいかに難しいかということも
繰り返しになるが再確認した
日本語でさえ僕は自分の考えていることを表に出すのが苦手だ
ましてや英語となるとなおさら難しいだろう
それでも日本語というものの曖昧さを感じ
英語の論理明快さを感じられたことは
今回の旅行の中で一番大きかったかもしれない
案内されて観光案内を目にして僕は言葉を失った
小さな城壁と思っていたものは
実は水原の街全体を大きく取り囲む巨大な城壁だったからだ
城に囲まれた巨大な街、水原
さすがは世界遺産
こんな巨大な城は見たことがなかった
案内してくれた女性に韓国語でお礼を言い
言葉では言い表せない感動を胸に抱えて
僕は城壁の街をあとにした

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