精霊流し(しょうろうながし)

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長崎では終戦記念日の本日、精霊流しというお祭りが行われます。
今年亡くなった人がいる家族単位で船を出し、大量の花火とともに街を練り歩き最後に大波止から海に向かって船を流す、という慰霊祭なのですが、その花火の量がすごいんです。爆竹の箱単位で火をつけるので爆音で耳がおかしくなりそうになります。今日8月15日、長崎の街は祭一色になります。
精霊流しの起源については諸説ありますが、代表的なところで中国の「彩舟流し」という風習が伝わったものだと言われています。
この彩舟流しは中国との貿易が盛んな頃、航海中や長崎に来て亡くなった中国人の菩提を弔う為に行なわれた行事です。この「彩舟流し」が今日の精霊流しにつながっていると考えられています。
現在の精霊流しは長崎市を中心に県下に広がっています。特に長崎市元船地区まで運ばれてくる精霊船は大きい物で7mの3連や4連、総長さが28mに達する船もあります。形は昔ながらの大きなミヨシの船が多いですが、中には故人にゆかりのものや好きなものに題材をとった船もあります。例えば車が好きだったとか造船マンだったとかになるとその形に似せて船を作成する事もあります。昔は波止場まで運んだ船をそのままの形で海に流す事もありましたが、近年は環境問題などにも配慮して岸壁で台船に移され、焼却されます。長崎では故人を賑やかに送り出すのでしょうか、各家庭から出発した精霊船は爆竹で清められた道中を家族や手伝いに来た知人の担ぎ手(昔は担いでいたが今は車輪つき)に引かれ決められたルートを流します。市内で約1300から1700隻の船が毎年作られ、流されていきます。音と光と造形の美しさに魅せられ数多くの観光客が訪れています。
高校のころは長崎に住んでいたため毎年のように市内の繁華街に出て精霊流しを楽しんでいました。そのこともあり、毎年夏の蒸し暑い夕暮れになるとあの爆竹の音が聞こえてくるような気がします。そろそろ船が出る時間だなぁ~・・・

「精霊流し(しょうろうながし)」への2件のフィードバック

  1. おう、長崎な 先々週に壱岐へ遊びに行ったぜい
    九州は調べてたり、地元民の話を聞くと
    県単位で旨いモンや 見所が満載で
    こりゃ本気で遊びに行かないと楽しみ尽せないないなあと
    一人でテンション上げてました フォー!!!
    気が付けば右メニューに
    「トーキョーワッショイ」のバナーが…
    強面(こわもて)兄さん ありがとさんさん

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