長谷川穂積の戦い方

鳥肌が立ちました。もうこの一言に尽きます。
WBC世界バンタム級タイトルマッチの防衛戦。初防衛とは思えない見事なKO勝利を目の当たりにしました。
見事なKO勝利に鳥肌が立ったわけではありません。
もちろんアツイ試合に感動はしましたが、鳥肌が立ったのはその試合の運び方。
1R、チャンピオンは目の覚めるような左ストレートで先制攻撃をかけ、あっという間に主導権を握りました。(チャンピオンは左利き)
そこですぐ攻め立てるようなまねをせず冷静にジャブからボディーへのしつこいまでの攻撃。
挑戦者がウィニングショットの右を撃ってくればそれにあわせるような左クロスカウンタを確実にヒットさせる。
7ラウンドぐらいまで完全に注意をボディへ向かせ、そこから畳み掛けるように左ストレート。
この戦い方に背筋が凍りました。
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1.序盤に強烈なパンチを見せ、挑戦者を呑み込んだ
2.基本に忠実な攻めパターンで一点に注意をひきつけた
3.挑戦者の攻め手を全て防いだ
4.一発でしとめるのではなく、必ず決まるパンチで3回ダウンを奪った
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相手を一番効率的に倒す術を心得ていて、そのシナリオどおりに任務を遂行した
といった印象を受けました。
試合が始まったとき、レフェリーが間に入ったとき、そして試合が再開されたときは
全てきちんとグラブをあわせて相手に答える。謙虚の塊。
チャンピオンとして自信に満ちた姿、謙虚な姿勢、そして一番確実に相手を倒す戦略。
いままでこれだけ3拍子そろったチャンピオンは見た事がありません。
もしこれがテニスの試合で、こんな人が対戦相手だったら・・・考えただけでゾッとします。
逆に、もしこちらがそれだけのことをできたら・・・どんな相手でも倒せそうな気がします。
テニスに当てはめると・・・
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1.序盤にいきなりストレートリターンを打つ or いきなりポーチに出る
2.スーパーショットを打たずに愚直に突き球で粘る
3.相手の得意ショットをとにかくしのぐ
4.ウィニングショットは確実に決まるときに打つ
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こんな感じかな。
よし、ひとつ戦略出来た♪

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