NOT ベースボール BUT 日本野球

王JAPANがワールドベースボールクラシックで世界一に輝いて早半月。
日本国内ではセ・パ両リーグが開幕し、アメリカではメジャーリーグが開幕しました。
ヒットを量産するイチロー、開幕ホームランの松井、
そして開幕2試合連続ホームランの城島と、日本人が目を見張る活躍を見せるメジャーリーグ。
国内では巨人が久しぶりの好調ぶりを見せてセ・リーグを引っ張り、
王監督率いるソフトバンクも首位をキープ。
純アメリカ産の「ベースボール」が日本に伝わって「野球」になり、100年がたとうとしている昨今、
ここまで「日本野球」がクローズアップされた年はなかったでしょう。
「スモールベースボール」と称えられたその戦い方にはわれわれ日本人にしかできない、
日本人だからこそできる様々な方法論がちりばめられています。
特別大きな体格もなく、それゆえにパワーがあるわけでもない。
そんなわれわれ日本人が唯一欧米人に対抗できるのが「スピード」です。
WBCで見た王JAPANの戦い方・・・
・1番が内野安打でも出塁する
・2番は送りバントで送る
・3番、4番は確実に外野へヒットを放つ
・盗塁、牽制、スクイズなどでかき回す
・・・
われわれ日本人の持つ「スピード」を120%フルに使った戦略です。
第二次大戦中に恐れられたゼロ戦も、この「スピード」と旋回性能を武器にしていました。
では、スピードがあればいいのかというとそうではありません。
スピードだけだったらただの暴走族と同じです。
スピードを制御するには臨機応変な「判断力」が必要になります。
時々刻々と変化する状況に応じて瞬時に判断を下し、
方向を定めたら一気に加速する。
個々のプレーヤーがこれを実践し、重要な局面の判断を監督が下す。
SPEED & DECISION
この二つを兼ね備えていたからこそ日本野球が「ベースボール」に勝つことができたのだと思います。
ビジネスの世界も同じですね。
一人ひとりのプレーヤーが大きな目標に向かって、圧倒的なスピードと判断力で行動すれば
その個々人の集まりである企業体はかならず「燃える組織」になることができるのではないでしょうか。
スポーツから学ぶべき部分はとても大きいものです。
文武両道といいますが、源流をたどれば全く同じことなんですね。
今日もひとつ、いい勉強になりました。

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