大丈夫か!?裁判員制度

来年の5月21日から始まるという裁判員制度。

候補者へは通知が来週にでも届くということで、ドキドキしているひとも
いるのではないでしょうか。
「よくわかんねーけどかんけいなくね?」と思っている方、
裁判員にえらばられる確立は約1/300ですよ。結構高いのよ。
ということで週末のメディアはこのことでひっきりなしの模様。

さてさて、この制度の主な目的は
(1)一般市民の感覚を裁判に反映させること
(2)広く分かりやすい裁判となるようにすること
のようです。

日本は古くから「語らない事が美徳」とされる文化があり、そのためか
良いことを広めていこうという動きがとても遅い。そんな日本にあって最も重い(遅い?)と
思われる法曹界が腰を上げてこのような制度に動き始めたということは
とても良いことですね。

が・・・・裁判員の選ばれ方や選ばれた人の対応方法の流れを見ていると
穴だらけですな、正直。。

<裁判員の選ばれ方(超ざっくり)>—————-
[1]任期前年度の12月頃
  裁判員候補者名簿に記載がされたことが通知される。
  この段階ではすぐに裁判所へ行く必要はなく、調査票を返送するのみでOK。
[2]裁判の6週間前
  事件ごとに裁判員がピックアップされ、都度通知される。(この時点で呼び出しほぼ確定)
  質問表に記載して返送。
[3]裁判当日
  [2]で通知された裁判所に出廷。6人に絞られ、選ばれた6人が裁判員として仕事をする
—————————————————————–

とりあえず[1]はいいとして、[2][3]は明らかにおかしい。
そもそも裁判の6週間前通知が遅すぎますよね。たとえ[2]の時点で仕事や家庭事情等の
身辺整理をしたとしても[3]で外れる可能性もあるということ。

つまり、裁判当日になってみないと何も分からんということです。

裁判員は辞退することも出来ますが、仕事や家庭で特別な理由がない限り
辞退できないのが原則との事。
このご時勢、みなさんお忙しいところを「裁判員通知がきたから」というので
必死こいて調整した苦労が裁判当日に水の泡になる可能性もあるということです。

お上が作る制度は毎度毎度粒度が粗く、「細かいことは個別調整」。
まるでどこかの会社の名前だけで全く機能していないプロジェクト会議みたい。
そんな適当な制度ではかえって国民の不満を買いますよ。

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