<本>接待の一流

接待の一流 おもてなしは技術です (光文社新書)
接待の一流  おもてなしは技術です (光文社新書)
光文社 2007-01-17
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ちょっと暇つぶしに入った本屋さんで手に取った一冊。
2,3ページ斜め読みして面白かったのでさっと購入。
新書はすぐに読めてしまうのが良いですね。

さて、田崎真也さんといえば世界に名を誇る一流ソムリエであることはご存知だと思います。ソムリエってワインの講釈をたれる人だと思っている方いませんか?そうではありません。ソムリエだけではないですが、特にお酒をお客様にサーヴする仕事をしている方は、アルコールの専門家であると同時に超一流のサービスパーソンであることが多いです。

本書では、「相手をもてなす心」の重要さが具体的な接待とデートの事例を交えて事細かに描いてあります。同時に、日本人男性がいかに「もてなし下手」そして「相手のことを考えていない」かも暗に(時々は単刀直入に)指摘してあります。

われわれ日本人男性にとっては耳の痛い話かもしれませんが、学生の頃6年間テニスインストラクターとして接客サービスをしてきた私から言わせると、本書のような内容が知られていなかった事実のほうが不自然でした(もちろん、私ができているとはいえませんが)。

「相手の立場に立って」なんて軽々しく口にしないほうがいいと以前ここで書いたこともありますが、まさしくそのとおりで一朝一夕でできるものではありません。そう、どれだけ「俺はやっている」と思っても、できてないと考えて事に当たっても不足はないのが日本の現状であると思います。
さらにここ日本は、物事を暗に伝えるのをよしとする文化の国。相手をもてなしているつもりでもてなしができていなくても、もてなされた側からはっきりと「いい気分ではなかった」事を伝えることもない。それがさらに「もてなし下手」や「もてなしているつもりの井の中の蛙」を増やしているのです。(少なくとも私はそう思います)

相手をもてなす心は、なにも接待やデートのときだけに限らず日ごろから大いに応用できるものです。物事を考えるときにも「自分の視点」だけだったら受け入れられないのは当たり前。必ず「複数の視点」で検証することが必要ですよね。

まずは自分自身が意識できるようになることから再度やってみようと思います。

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