【本】野村ノート

野村ノート
野村ノート
おすすめ平均
stars野村克也氏の人生論
stars内角を攻めてこさせないよう演技する
stars野球の話から人生を生きるヒントが得られる良書
stars野球に『論理』を初めて本格的に導入した野村ノート
stars野村の野球観、人生観が凝縮された一冊

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年末の新幹線の中で読了しました。野村再生工場といわれるだけあって、組織運営に関することが書いてあるかと思いきや、そこはやはり野球人。どちらかというとエッセイですね。

編集者が、戦略本のように見えるように目次を作り直したのかどうかは定かではありませんが、全体を通して段落分けの位置づけがあまりはっきりしないため、あっという間に読めてしまいます。その反面、ポイントを見落としやすい構成になっている気がします。

しかしそれは文章構成の話であり、書いてある内容のエッセンスとはまた別の話。本書に記載されている野球を通じた組織運営論はとても説得力のあるものが多く、大いに勉強になります。

ポイントになる記載を僕自身の解釈も加えて少々抜粋します。

  ・野球であれなんであれ、組織の人員は原理原則を理解しな ければならない。
  ・心が変われば態度が変わる →態度が変われば行動が変わる
  →行動が変われば習慣が変わる→習慣が変われば人格が変わる
   →人格が変われば運命が変わる→ 運命が変われば人生が変わる
  ・選手に優位感を持たせる
  ・伝え方のコツは、頭ごなしに言うのはなく「知らないより知っておいた方が良い」
  程度
 ・人生とは、人として生まれる。人として生きる。人を生かす。人を生む。である。
 ・評価は、人が下した評価こそが正しい
 ・指導者自身に実践力がなければ、説得力はない。
 ・戦いの土俵(ルール)がどういうものかを確認せよ。
 ・小事が大事を生む
 ・意識が転じて無意識になる。事をなす時不意に意識が表面化する。
  無意識になるまで習慣付けないと、いざという時に動けない。

野村監督は、「野球」というものがどういうものかを深く知り、「勝利」という目的のためにどのようにすればよいかを常に考え、実践し、失敗を繰り返したからこそ上記のようなポイントを見出すことができたのだろうと思います。

さて、場面は変わってビジネスの現場ではどうでしょう?上記と同じようにビジネスの現場を捉えると、原理原則を知らず(あるいは無視し)、目的意識もなく、深く考えることなく仕事を進めていること、多くないですか?

毎日の仕事や生活の中でもハッと気づきを得るためのヒントが本書には散りばめられています。

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