共同著書が出版されました

51lCNcwBFzL._SS500_.jpg

中小企業診断士二次試験の対策本である、ふぞろいな合格答案エピソード4が出版されました。

中小企業診断士二次試験は、解答が公開されないこともあり、合格した方々の答案の内容は本当に多種多様です。同じ合格者でも、ある設問で複数の方で全く逆のアドバイスをしていたりすることも多々あります。それ故にどのような観点で解答を書けばよいかが未だに謎に包まれています(国家試験というものはそういうものかもしれませんが)。

本書は、合格者不合格者それぞれの答案を多面的に分析し、合格者と不合格者でどのような違いがあるのかを(ある程度)明らかにして受験対策に役立ててもらうためのものです。

わたくしhorikenも、本書の製作に携わらせていただきました。昨年2年連続二次試験で不合格を食らっているので合格者ではありません。しかし、幸いにもプロジェクトメンバは合格者でないといけないという縛りはありませんでした。僕はかねてから書籍製作に携わることで、多数の合格答案の分析を行い、そこから自分の足りない部分を体感・修正したい。そして次年度(今年です)の合格につなげたいと考えました。それが本書作成プロジェクトへの参加のきっかけです。僕の担当した箇所は、ほぼ僕が執筆をしています(公正やチェックはチームで実施しましたが)。まだ合格していないので至らない部分は多々あると思いますがその点はご容赦ください。

書籍の作成プロジェクトは昨年末から始まりました。プロジェクトの全体像は下記の通りです。

(ちょっとざっくり書きすぎた感はありますが、、大枠間違っていないかと思います。)

———–

1.企画

 書籍のコンセプトや企画、執筆する内容と目次の大枠を決める。

2.分析・執筆

 各章に別れ、再現答案の分析や一事例80分間のプロセスの分析等を実施。

 さらにそれに基づいた内容を執筆する。

3.校正

 2で執筆された内容を校正、修正する。

4.販売計画・実行

 プリセールスのプランを検討し、実施する。

5.出版

6.販売促進

———–

僕は主に2の分析・執筆(というか受験生であることを考慮していただき2だけ)に携わりました。

各事例1チームとなり、それぞれのチームルールで分析と執筆を行いました。僕の所属したチームは本当にチームワークもよく、ほぼ滞りなく執筆と確認まで終えることができました。というのは、リーダーはじめメンバーの皆さんがとても意識の高い方々で、引っ張っていってもらうだけで遅延なく完成してしまったからです。本当に合格者の皆さんはすごいなあと感心すると同時に、自分も早く仲間入りをしたいという思いが強くなりました。

本書の執筆に携わることで、多面的に分析する視点、プロジェクトチームを引っ張っていくリーダーシップ、多数の合格者の皆さんとのつながり、その他様々な資産を得ることができました。そして、今回のプロジェクトチームの皆さんは僕をはじめとした受験生みんなの合格を応援してくれています。本当にありがたいことです。

2回目の一次試験まであと2週間。全科目受験し直しになりますが、しっかり体調を整えてクリアし、本番である二次試験の切符を再度手にしたいと思います。

iPhoneとAndroidの違い

僕の手元には、ガラケー1台、iPhone1台、Androidケータイ1台、合計3台のケータイがあります。元々、会社のケータイとプライベートと合わせてガラケー2台持ちでした。1年半ほど前にiPhone3GSを購入して3台持ちに。さらに先日会社のケータイをAndroidに変更したので晴れてこれで流通している大きな種別で全種を手元に持っていることになります。
さて、晴れてAndroidケータイが手に入ったわけですが、使ってみてiPhoneとの歴然とした差があることを痛感しました。何か一箇所が大きく欠落しているわけではないんです。画面変更の時の動き、次に何をすればいいかが直感的に分かるかどうか等、極端に言うと全てにおいて何かが足りていない印象です。
ちょっと事後的にその背景を考えてみました。
iPhoneはアップルコンピュータが全て自前で作り上げています。もちろん中の部品は世界各地の部品メーカーから調達しているのでしょうが、中のCPUとかメモリとかその他スペックが話題に上がることはありません。それだけiPhoneとしての統一性が保たれているということでしょう。
一方、Andorid端末はOSこそ世界のGoogle製ですが、携帯電話単体で見ると色々なメーカーがつくっています。また、OS自体もオープンなので各メーカーが改変を加えています。
製品アーキテクチャの切り口で見ると、iPhoneはインテグラル型、Android端末はモジュール型の製品と言ってしまってもよい気がします。
Androido端末は様々なオープン技術の組み合わせで成立しています。それ故、OS自体、HWスペックタッチパネル、その他様々な箇所に使いづらさの原因が存在し得ます(もちろんiPhoneも部品で構成されているので構造的には同じですが、すり合わせの度合いが違うと思われます)。
それに比べ、iPhoneは製品としての一体化度が高い。OS、HW、パッケージ、その他ソフトウェア(アプリ)等が連動して、使いやすさを実現しているように感じます。洗練された高級車に乗っているような感じと言ってもいいかも。
Appleのすごいところは、オープンかつモジュール型があたりまえのデジタル業界に、インテグラル型を持ち込んだ事かもしれません。デジタル部品自体に差別化要因は存在しづらく、それゆえにデジタルなものはどこまで行ってもモジュール型だというご意見もあるでしょう。しかしそうは言っても、Appleの製品が製品としての統一性が高いのは事実です。しかも、やれ性能がどれだけ上がったとか、消費者から見たらオーバースペックな部分ではなくとことん「エンドユーザの使いやすさ」を追求している。すりあわせを重視しないとこれだけのことは出来ないと思います。
おそらく、iPhoneがすごすぎるのでしょうが、後発のAndroidはiPhoneを追いかけ追い越すことがやり安いはず。Androidにはその点をクリアしてもらいたいですね。
ただし、Androidがどれだけ進化したとしても、端末を作る側がエンドユーザ価値を追求しなかったら宝の持ち腐れ。ということで、NEXS Oneの国内発売に期待したいんだが・・・・・既得権益やらなんやらで難しいんだろうなぁ(そういやNEXS Oneも家電メーカー製か・・・)

「具体化」で初めて「理解した」と言える・・・・と思う

「自分自身が言葉で表現しづらいことを依頼して、期待と全く違う成果物が出てくる。」

これ、仕事中によく目にします。しかも、入社3年目~5年目といった若手員に限った話ではなく、管理職層にも多いように思います(わたしのいる職場だけであることを切に願いますが)。
いいことは一つもありません。依頼した側は期待した成果物を得ることが出来ないし、依頼をされた側はやっと作った成果物が無駄になります。ひどいときは一から作り直しという事態もありえます。
失敗を教訓にして次回から同じ轍を踏まないように対策を打つのであれば、それはそれで良いことですが、曖昧な依頼をする人に限って自分を省みようとしないからたちが悪い。多くの場合はやり直しに加えて仲違いが起こって終了。文字通り時間の無駄、と相成ります。
何故このような事態が起こるのか?わたしが思うに、ひとことで言うと「理解していない」事が原因でしょう。自分が依頼したい内容、そしてその後にやりたい事等が明確で具体的であれば、依頼内容は曖昧になるはずがありません。必ず言語化出来るはずです。それが言語化出来ない、あるいはブレる、曖昧になる、ということは依頼者自身が「自分がやりたいことが分かっていない、理解出来ていない」ということになります。
そのような状態で依頼をされても、受ける側の受取り方も様々ですし、依頼者の期待した内容ができないのはむしろあたりまえだと言えると思います。
例えば、以下のような状況。
 上司A  「これやっといて」
 部下B  「わかりました」
    3時間後・・・・
 上司A  「できた?」
 部下B  「え?まだ手をつけてませんけど・・・」
 上司A  「何で出来てないんだ!やっとけといっただろう!?」
まぁこれは極端な例ですが(笑)これに近い状況は誰しも経験あるのではないでしょうか。部下の目線からみると期限と目的を明示しない上司が悪いと言いたくもなりますが、上司の目線からみるといちいちそんな細かいところまで指示しなくても理解しろよと言いたくなるところでしょう。どちらにも非はあるのです。しかしそこは上司部下の関係。多くの場合、部下は上司に従うしかありません。納得行かない中で怒られた部下はモチベーション激下がりの中しぶしぶと従います。これではいい仕事が出来るわけがありませんね。
では、そのような無駄をやらないためにどうすればよいか?
僕がやっている対策は、5W1H(2H)を無理矢理でも設定する事です。全部が全部設定できない状況もありますが、極力当てはめます。
こんな感じ。
 上司A  「これやっといて」
 僕    (内容を確認して)「これの目的はなんでしょうか?」
 上司A  「来週の役員会で発表しなきゃいけないんだけど、そのデータ収集だ」
 僕     「わかりました。で、いつまでに必要ですか?」
 上司A  「そうだな・・・こっちで資料化するのにも時間が要るから、3日後までかな」(※)
 僕     「なるほど・・・・ちょっと今***の件で立て込んでいるので、3日後であれば
        全部は厳しいですね。◯◯ぐらいであれば出来ると思いますがいかがでしょう?」
 上司A  「そうか・・・わかった。では、不足しているところはBくんにも頼んでみるとしよう。
        ひとまず3日後までに◯◯まで仕上げて欲しい」
 僕     「わかりました」
実際にはもっと細かいやりとりをやります。おそらく面倒くさい部下だと思われるでしょう。ですが、曖昧な指示を理解出来ないままこなして、無駄な時間を食って結局あとから自分が苦労するよりは全然ましです。仕事もさっさと進みますし自分の時間も作れます。さらにこのポイントは「考えていない上司に考えさせる」ことも出来ます。上記※の部分、上司は指示の時点では納期を全く意識していないことが分かります。僕の問い掛けによって初めて意識したと言えるでしょう。
これを行うことで、僕は仕事に振り回されることがグッと減りました。もし「良く解らんけど忙しい!」という方はやってみてはいかがでしょうか。
ただし、こちらから質問する余地すら与えない鬼上司、質問し返すと逆ギレする理不尽上司にはちょっと効かないかも・・・・・・相手を選ぶことも、お忘れなく・・・。