「見せかけの勤勉」の正体

「見せかけの勤勉」の正体
「見せかけの勤勉」の正体 太田 肇

PHP研究所 2010-05-18
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2次試験も終わり、ちょっとゆっくり・・・と思いましたが、早い時間に出社する習慣は体に染み付いてしまっているので、ひとまず読書を始めました。

で、まずAmazonですぐに購入したのが、知人から薦められた本書。

序文で、我々日本人が「いかに働いているつもりになっていて成果を出していないか」、そして本論で、何故そのようになってしまったのかについて述べられています。そして結論として、見せかけの勤勉から脱出するためにどうすればよいか、が述べられています。

本書のターゲットは、社会人だけでなく学生まで幅広いとは思いますが、主に企業(特に大企業)の管理職層の方々以上には是非読んでもらいたいです。現場が「成果の出せない環境で一生懸命身をすり減らさざるを得ない状況」を作り出しているのは、管理職層だからです。そしてその状況をより変えていきやすいのも管理職層だからです。

さらに広く言うと、部下を持つ人や後輩の指導に当たる立場にある人も本書のターゲット層と言えるでしょう。

部下を持たない人にはあまり効果がないかというと、決してそうではありません。
「成果が出せない環境をいかに変えていくか、どうやって見せかけの勤勉さから脱出するか」について考え、自分自身の行動の確認と変更を行うことで、自分自身の成長を促すことができます。見せかけの勤勉から、自らの力で脱出することができます。

本書を読むにあたって注意すべき点があります。それは下記2点です。

(1)描かれている事実を受け止め「自分にも思い当たるフシがある」前提で読むこと。
   本書の論調なのですが、若干批判的なかかれ方をしています。
   ですので、「俺は違う」とか「あぁ、あの人のことか」という他人行儀な
   解釈に偏る可能性があります。
   見せかけの勤勉は、程度の差こそあれ、我々全員が陥っていると考えて
   読んだほうが、自分ごとと捉えて改善しやすくなります。

(2)今日から改善できることを考える
   この手の書籍全般にいえますが、「あーあるある」「こういう人困るよね」
   という感想だけが先行する可能性があります。
   そうではなく、「どうやったら見せかけの勤勉に陥らないか」を考え、
   その方法を今日・明日から実践してみましょう。

本書読了後、僕は早速エンパワーメント(本書ではそのような表現ではないですが)を意識した発言、行動を行うようにしています。まだまだできていない点もありますが、少しずつ上達していきたいと思います。

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