申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。 | |
![]() |
カレン・フェラン 神崎 朗子
大和書房 2014-03-26 |
これでも国家資格の経営コンサルタントの端くれですので、読んでみました。
たくさんの事例が書いてありますが、ポイントをざっくり私の言葉で解釈すると以下のような感じでしょうか。
●経営学で常識とされている様々な理論は現場の人がどう感じるかまで落とし込まないと無用の長物となる(本書では、経営理論は大概嘘であると書いてある)。
●コンサルティングにおいて重要なのは方法論やツールではなく、対話である。
●クライアント企業は経営をコンサルタントに任せず自分たちで頭をひねって考えるべきだ
コンサルティングと実業の双方を経験した身からすると、耳が痛くあるいは「その通り!」と思う内容が満載です。
経営コンサルタントの方々には是非とも読んでいただきたい一冊です。