カテゴリー別アーカイブ: 本・映画

【本】コンサルタントの習慣術

コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書)
コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書) 野口 吉昭

おすすめ平均
stars自分をレベルアップしたい人に勧めたい本です
starsプロとして知っておきたい習慣術
stars考える習慣を付け、考える力を手に入れる
starsあまりにもそのまんまなタイトル
stars「思考の習慣」が身に付く一冊

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GWも終盤、本屋をぶらぶらしながらちょっと気になった本を物色、思いついたら即購入。
わたくし、割と飽きっぽい性格なので思いついたらすぐに行動するようにしています。
 ※「後でいいか」と思ったものは、結局やらないことが多い。逆に「後でいいか」と思える程度の
  ものは、優先度は低いと判断をするという意味もあります。

というわけでカフェと電車で一気に読了です。
割とこういうビジネス書に書いてあることはどの本でも共通していて、
やれタイムマネジメントだ、目標設定だ、ロジックツリーだ何だと方法論の羅列になっていることが多いのですが、本書はそれを「習慣付ける」事の重要さを強調しています。

「習慣=やらないとなんだか気持ち悪いもの」

という定義がとてもわかりやすくていいですね。

ある程度わかっていることでも、もう一度整理して読み直すことで新しい側面が見えたりもするものです。思考方法等について初めて考えてみる人よりは、ある程度思考方法や課題解決方法について基礎知識がある人たち向けの本でしょうね。
自分の思い込みや、「わかっているけど実践できていないもの」を一度ゼロベースで見直すのによいと思います。

ウェブとは・・・・

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 中川淳一郎

おすすめ平均
stars詳しい人が電脳空間の「狭さ」を教えてくれた
stars2ちゃんねるの住人の感想を聞きたい一冊
stars主張にはそれなりに納得
starsIT小作農からの一家言
stars「ネットで話題」を巻き起こすためのハウツーあり

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んん?っとなるようなタイトル。
本屋で平積みになっていたのをちょっと斜め読みし、面白かったので即購入。
隣にあったカフェで一気に読んじゃいました。

Web2.0という言葉が当たり前になって早2年。さて、ちょっと冷静になってみてみると「そんなに世の中変わったか?」という印象です。
こと、インターネット関連の仕事をしていると「Webは何でもできる」「Webがすべてだ」という方向に偏りがちですが、ちょっと立ち止まって周りを見回してみると、自分も含めた世の中は大して変わっていなかったことに気づきます。

Web2.0に始まり、今度はクラウドコンピューティングが脚光を浴びている時代。
先進的な流れにはとかく乗ってしまいがちですが、ちょっと立ち止まって俯瞰してみるのにとてもよい本だと思います。
そして、テレビのすごさとキャッチコピーを考える人のすごさ、日本語の面白さに改めて気づきますよ。

会社の寿命は3年だそうで

会社の寿命3年時代の生き方 (ポケットブック) (ポケットブック)
会社の寿命3年時代の生き方 (ポケットブック) (ポケットブック) 道幸 武久

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会社の寿命はもう3年と持たなくなってきたそうな。
つい2年ほど前に、この著者の本で「会社の寿命10年時代の生き方」なるものを読んで
かなりインスパイアされたのですが、たかだか2年の間に世の中の環境は激変したようで。

いや、激変したのではなくもともと兆候はあったけど顕在化してなかっただけなのでしょうね。
1990年代前半から、廃業率が開業率を上回っており、いまや廃業率は6.5%(開業率は6.4%)。
会社の寿命はもしかしたら3年持てばいいほうなのかも、なんて気すらしてきます。

サブプライムローン崩壊に端を発した世界恐慌にあおりを受け日本経済はもはやズタズタ。
お家芸ともいえる製造業のうち、モジュール型の家電業界は東アジアの勢力に模倣を繰り返され、
低コスト競争に引きずり込まれています。

インテグラル型の自動車産業も多段階流通構造によるコストの積みあがりに加え
他の交通インフラの発達や生活者の価値観の変化に伴う自動車離れにより
売り上げを大きく落としています。

もしこの状態を何とか乗り切って景気を回復しても、その前に大きく立ちはだかるのが
少子高齢化。いずれわれわれも年をとるわけですが、退職する頃には若者が激減しており、
高齢者の年金をとてもまかなえるだけの労働市場があるとは考えにくい。

こんな時代を生き抜くためには、まずは会社に依存しないという考えをしっかりと持つことかと。
会社はいつなくなってもおかしくない。
そのときに路頭に迷わずに生き抜いていける力をつけるために
自分自身を鍛えないといけないですね。

MASK

 

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おすすめ平均 star
star愛すべき犬、マイロ
star子供から大人まで楽しめるハチャメチャコメディ
starキャメロン・ディアスがベリーキュート。

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金曜ロードショーで公開していたのでついつい見てしまいました。

こんなに前の映画だったんですねぇ。時間がたつのは早いもんです。
キャメロン・ディアスがめちゃくちゃ若い!そしてかわいい!

なんというか、「ハチャメチャ」という古い言葉がそのまま当てはまる映画ですが
ちゃんとしたメッセージもあり、それでいて爆笑できる単純明快で爽快な作品ですね。

ジム・キャリーをあまり好きではないという人が結構僕の周りにはいるのですが
僕は結構好きです。

今度公開されるイエスマンにも注目したいと思います!

映画に見る現場主義

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県庁の星 スタンダード・エディション [DVD] 桂望実 佐藤信介

おすすめ平均
stars官と民
stars映画は小説の修正
stars監督の程度の低さが露呈
starsとても面白かった
stars邦画の標準

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織田雄二演じる県庁の凄腕(と言われている)職員野村が、
民間交流という名の下に町のスーパーに派遣されるところから物語が始まります。

現場を知らない野村と、長年パートをやってきた二ノ宮(柴崎コウ)とのアツいやり取りが
見ものです。

この映画、以前見たときにも「面白いなぁ」と思ったのですが、
ちょっといろいろと考えてみると、様々なビジネスエッセンスが詰まっていますね。

・状況に応じたリーダーシップの形
・状況に応じたチームマネジメントの進め方
・お客様視点とはどのようなものか
・店舗オペレーションの効率化方法
・在庫適正化方法

人事労務面、組織面だけではなく、小売業においてどのように「現場に適した」ビジネスが
進められているか、そしてサービス業、客商売の何たるかを見ることができます。
この不況時、仕事に追われているととかく自分の事優先に考えてしまいがちですが、
まずはとにかく相手の立場で物事を考えること、それを第一とし、さらにその上で
お互いが喜べるように進めることで初めて企業として成長できるということを再認識できます。

このスーパーの救いは、どんなにオペレーションがぼろぼろでも
形だけでも「お客様第一」を貫いていたこと。

僕がみた感じ、メディアで報道されている「元気のある企業」や「仕事で輝いている人」に
共通している点は

「相手目線で物事を考え、それを信じ抜いていること」

ですね。

正しいことと適切なことはまったく違うということがわかるでしょう。

それができない企業は「そんな企業の将来なんか知るか」になるでしょうな(笑)

【映画】252~生存者あり~

昨日、映画「252」を観て来ました。
久々に心臓鷲づかみにされた映画でしたねー。

そんなに映画をよく見るほうではないのですが
今まで見たこんな感じの映画だと、大体1/3ぐらいに差し掛かったところで
話が大きく展開し、2/3ぐらいのところで一旦落ち着き
最後の10分間でまたどんでん返しがあり・・・という流れのものが多い感じがするのですが
この作品は、最初の15分を過ぎたあたりでいきなりでかい動きがあり
そこから「展開と落ち着き」がガンガン繰り返されます。

本当に息をつく暇もないんですが、それでいてストーリーの登場人物それぞれに
フォーカスしたストーリーもあり、主人公だけにスポットライトを当てているわけではない
ところも見所のひとつでしょうか。

家族愛とか、友情とか、仕事への情熱とか、そんな思いが凝縮している映画です。
久々にアツくなりました。

手塚治虫のメッセージ

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最近本屋さんでよく立ち寄ってしまうのがデザイン関連の雑誌コーナーです。
もともとデザイン関連は好きだったんですけど、写真に興味を持ち始めてからというもの、
Artisticなものを見るときもいろんな視点で眺めるようになりました。

さて、今日目に付いたのは、先日無くなった赤塚不二夫さんをはじめとした
昭和の偉大な漫画家の祖である手塚治虫さん特集が掲載されている「芸術新潮」です。
(今までこんな雑誌読んだこともなかったのに(笑)あ、デザイン関連とはちょっと違いますが
 そこは突っ込まんといてください)

さて、手塚治虫が今日の漫画会を作ったと言っても過言ではないのは
なんとなーく理解されている方もいると思いますが、さて何ででしょうね?
・昭和20年代~30年代はただの「イラスト」だった漫画を「劇画」まで昇華させたこと
・後の漫画の原型となる様々な技法や文化を生み出したこと
・メガヒットを飛ばす漫画家たちを育てたこと
などなど、色々あると思いますが、僕は

 「伝えたい想いが痛いばかりに伝わってくる」

ことかと思います。

手塚治虫が伝えたいと思った様々なこと・・・・
「生命の尊さ」「戦争の悲惨さ」「家族の大切さ」・・・・他にも色々ありますが
作品の中に必ず何かメッセージが埋め込まれているのを感じます。
そして、読み終わった後になんだか全身の力が抜けたように感じるのは
メッセージが頭から離れないからでしょうか。

手塚治虫の漫画は今でもリメイク版のアニメが流れていますし(火の鳥や鉄腕アトム)、
他の漫画家の手で違った視点のストーリーが描かれています(PLUTO 浦沢直樹)。

リメイク版からはリメイク版のメッセージが伝わってきて、別の角度から楽しめます。
生誕80年だそうですが、ここまでいろんな作品を生み出し、そして
それぞれがオリジナルメッセージと、形を変えた違うメッセージを生み出して
世界中に広がっていっているような気がします。

読んだことがない方は、一度読んでみて下さい。

まずは鉄腕アトムぐらいから。。。最後は火の鳥で♪

【写真集】モノクロームの旅路

松田 敏美 / エイ出版社(2007/10)
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「誰そ彼は」どきの静謐の瞬間


写真家、松田敏美のモノクローム写真集です。
Between the Lightsと題された本作で、
一日の中で一番表情の激しい黄昏時の光を題材にしたモノクロの写真を用いて
光の織り成す目に見えない物語を作り出しています。
偶然にも目に留まる一瞬をあっという間に切り取ることの出来るデジカメが世の中の標準になって
10年近くが経過していますが、モノクロの写真を見るとカラーでは味わうことの出来ない趣を感じることが出来ます。
写真を撮影してからプリントするまでの長いプロセスがそこに写り込んでいるのかもしれませんね。

フィルム現像、ベタでのセレクト、
8×10でのテストプリント。
こうして最終セレクトされたカットだけを
バライタでプリントする。そしていつか額に入れられ写真展を飾るのを待つ。
この一つ一つを進める時間の中に、
イメージを膨らませる何かがある。

【本】君たちに明日はない-垣根涼介-

垣根 涼介 / 新潮社(2005/04/01)
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連作短編であり、長篇の魅力を持つ!
作者の書く魅力的なキャラクターの集結
意気地ある登場人物


王様のブランチで紹介されていた本がちょうど本屋で平積みになっていたので思わず購入。
感想は「仕事が好きになる本」ですね。
リストラ請負会社で働く主人公を中心に、その周りを取り巻く人々の人生が様変わりしていく様子が
生き生きと描かれています。
リストラ・・・響きを聞くとそれはただの首切りですが、
その事実だけではなく背景に目を向けたとき、リストラを言い渡された人の新しい生き方が開けてきます。
「リストラ最有力候補になる人間に限って”仕事”と”作業”の区分けが出来ていない」
「会社の粗利を営業マンの数で割った値から諸経費を引いた額がマイナスにならないように・・・」
仕事をする上でもっとも意識を向けるべきエッセンスがそこかしこにちりばめられています。
自分の生き方を見直すのにもちょうどいいかもしれませんね。

【DVD】しゃべれどもしゃべれども

/ 角川エンタテインメント(2007/11/09)
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メイド・イン・ジャパン
必死で前向きな人間模様が見事に描かれている
言いたい事を伝えるのは、難しい


佐藤多佳子原作の小説を映画版に起こしたもの。
正直な感想は・・・「いまいち・・・」
映画と原作両方がある場合には映画を見た後に原作を見たほうがいいですね。。
僕の場合、いままで見たもの全て小説のほうがいいという。。