カテゴリー別アーカイブ: 経営

Twitterの使い方

Twitterを利用するようになって、Twitterにばかり吐き出していたらこっちが完全におろそかになってしまいました(笑)
反省、というわけではないですが、そのときそのときの思いを吐き出すTwitterの一日のアウトプットを見直し、そこから得られる自分のメッセージを俯瞰してBlogにまとめる、というのをやってみようと思います。

GLOBISの堀義人さんがこの方法を取っており、まねすることで自分の思考プロセスにさらに一貫性をもたせようという意図もあります。後でBLOGに書くことを考えながらつぶやくのはちょっとあべこべじゃないかという意見もあるでしょうが、自分の中の考え方の根底やビジョンのようなものに一貫性があれば、発言内容はぶれないはずです。

僕自身は未熟者のペーペーなので、日々のつぶやきの中に一貫したものとしていないものを見つけ出すことで自分の考え方を変えていこうという考えです。なにせ、僕自身の思考の癖は、「こうだ!」と思った方向に暴走して事故るというものなので、一度時間を置いて俯瞰してみる必要があるんです。自分自身の考えにさらに問いかけを投げる、、まさしくクリティカル・シンキングですね。

さて、昨日から今日にかけてつぶやいていた内容で、考えながらつぶやいたのは・・・サッカー日本代表の躍進についてです。

巷では岡田監督への謝罪をかきたてるような報道が巻き起こっているぐらい、W杯本戦での日本代表の活躍は目を見張るものがありました。その前が悪すぎたからというのもあるでしょうが、これは素直に喜ぶべきでしょう。

が、だからといって謝るとか、メディアは謝罪をしろとか言うのはまたお門違いだと思うのです。日本が勝てるだろうと期待をされていた前哨戦に泥沼の四連敗をし、期待とはぜんぜん違う結果に終わって国民全体のW杯に対する期待値を落としたのは紛れもない事実です。その時点で負けた事には必ず原因があるわけだし、その原因に対する解決策がよくみえずに負けを繰り返したのもまた事実。

事実に対する世論としての日本代表バッシングや岡田監督更迭論というのはしかるべきものだと思います。応援しているチームが、戦略もないような戦い方をして負けを繰り返していたらそりゃバッシングされるでしょう。

問題は、その後いい試合や勝てるようになったからといって手のひらを返したように謝罪をするという風潮が高まっていることです。あの時批判した人たちやメディアは、確固たる根拠に基づいて批判をしていたはず。それを覆すということは自分自身・会社自身の考えの根本をひっくり返すということです。

残念ながら僕はサッカーのことはよくわかりませんし、前哨戦も4連敗したという結果しか知りません。そこまでW杯に興味があったわけでもありません。でも日本代表としての本戦ぐらいは普通に見るわけで、そこで見た日本代表のプレーは戦略も(素人から見たら)しっかりしているし、何をどうやって勝とう(目指すべきベスト4に行くために)と考えているかがよくわかりました。だからこそ激しい攻撃力のオランダにも善戦できたのでしょう。

メディアは今謝っている場合ではありません。「なぜあれだけ負けたのにここに来て躍進できたのか」。ここをクローズアップしてメディアとしての本業を全うすべきでしょう。

引越し運輸業界が面白い件

引越し

今月末に引越しを控えているため、先週末にかけて引っ越し業者さん選びをやっていました。この時期は3月末の第一波が一段楽しているとはいえ、GWの第二波と重なるためにお値段もそこそこします。今の家への引越しの際に見積比較をして学んだ点として、
 1.コスト要因はトラックと人
 2.需給バランスによって価格が変動する
という事は大まかにわかっていたので、そのことを念頭において数社比較を行いました。
で、最終的に2社に絞られました。

2社に絞った根拠は、「ネットでの大量見積もり依頼への返信が早いこと」「複数回にわたって折り返し連絡をくれたところ」にしました。今の時期は売り手市場とはいえ、お金を払うのはこちらです。顧客を得る機会についてあまり執着しない会社はいかがなものかと思い、上記選択肢を設定しました。

最終的に絞られた2社は「アリさんマークの引越社」と「ハート引越センター」です。
迷いましたがハートさんに決定しました。理由は下記2点。

1.がんばって値段を落としてくれた(おそらく下げられる下限ぎりぎり)
  順番のせいもあるかもしれませんが、アリさんの提示した額よりも
  かなり落とした価格でがんばってくれました。
  引越しは生産と消費が同時に発生するサービス業。
  サービス品質と値段が直結するので安かろう悪かろうになりがちですが
  重要なのはモノをちゃんと運んでくれるかどうか。値段を落としてもその部分は
  ちゃんと担保してくれそうなので、価格面が大きく効きました。

2.営業さんが信頼できた
  これはただの僕の好みですが、現場感覚があって真っ正直な営業さんだったので
  信頼ができると考えました。サービス品質面においても、信頼できるかどうかは
  重要と考えました。

この営業さん、現場上がりでとても業界に詳しかったので興味津々でいろいろと聞いてみたところ、引越し業界の面白さがいろいろと伝わってきました。忘れたくないのでここに記しておきます。

(1)アセット物流業者と引越し専業は食い合わない
   倉庫とトラックを所有しているいわゆる「運輸業」の業者さんと
   引越し専業の業者さんは、あまり業界を食い合わないようです。
   アセット物流業者さんの本業はあくまで「物流」であり、引越しは
   多角化した事業の一つとして位置づけられており、そのため値段を
   大きく落として提示することもないようです。一方、引越し専業の
   業者さんは、需要が逼迫する時期には多数の業者が一地域で競争を
   繰り広げるために価格競争にならざるを得ないのが実情らしいです。
   
   僕は、アセット物流業者さんこそ、本業で稼いでいる利益分を充当
   して、引越しの値段を落としてくるかと思っていたのですが、
   市場規模が大きくないんでしょうね、物流業者は物流業者のようです。

(2)経営資源の効果的な配置がポイント
   引越しのコスト項目は最初にあげたとおり、人とトラックです。
   需要が逼迫する時期は人手もトラックも不足します。それをいかに
   効率的にまわすかがキーポイント。
   ここで全国展開をしているような業者さんでフルラインで顧客を
   獲得しようとすると、その分人もトラックも大量に抱えなければ
   ならずコストばかりがかさみます。
   今回見積もりを取った2社とも、それぞれ特徴のある経営資源の
   配置を行っていました。
   ・アリさん
    中京地域で圧倒的なシェアを持ち、価格破壊を行って関東進出
    をした業者。そのおかげで関東地域全体の価格レベルを2割程度
    下げたとの事。すげぇ。
    コスト削減の源泉は、回転数の増加(通常は、朝便と夕便の2回を
    アリさんは朝便、夕便、夜便)による高利益である模様。
    また、営業さんもよく教育されており、とにかく受注を取るために
    ガンガン攻める感じ。
   ・ハートさん
    中堅規模の業者。関東から東北にかけて強い。アリさんとは
    地域的なすみわけを行っており、関東では競合だが東北では
    競合ではない。アリさんよりは規模が小さいため価格対応も
    アリさんよりは柔軟。だが、価格帯自体はそこまで開きがないので
    苦労をしている模様。支店の数はアリさんよりは少ない。

また、アリさんは保険サービスなどにも最初から入ったプランであり、フルライン展開することで利幅を獲得しているとのこと。が、それでもかなり価格は安いらしいです。すごいですね。

引越しの見積もりに来ていただいたのに、面白かったのでいろいろと質問してしまいついつい時間が経ってしまいました。他の業界もこのような目でビジネスモデルを分解してみるとさまざまな発見(と矛盾)が見つかると思います。アンテナは常に高く持ちたいですね。

GLOBISクリティカル・シンキングでMVP頂きました♪

1月から先日までの3ヶ月間、GLOBISという経営を学べる学校に単科目の教育を受講しに通っていました。科目はクリティカル・シンキング。俗に言うロジカルシンキングと同じだろうと思う人もいると思いますが、違います。

ロジカルシンキングというのは読んで字のごとく、論理的に考えるということ。
でも論理的に考えるって、どうやればいいかわかりますか?論理的に考えられているかの確認ってどうやりますか?

それに答えるのがクリティカル・シンキング。自分自身の考え方を批判的に見て見直し、結果的に論理にかなった考え方を身につけていくというものです(というふうに僕は解釈をしています)。ロジカルシンキングの根底に流れているもの、と考えても良いと思います。

カリキュラムは、大きくコミュニケーションと問題解決の2つに別れており、前半の3回(約1ヶ月半)でコミュニケーションパートを、後半の3回(約1ヶ月半)で問題解決パートを実施します。主張すること、考えること、そのために何を考え、何を行えばいいかを学び、身につけることが出来ます。

「え?そんなん当たり前でしょ?」って思っている方にほど受けて欲しいです。アタリマエのことを当たり前に実行することがどれだけ難しいかがよくわかります。まだ会社の考え方に染まっていない新人~2年目の若手社員の考え方の基礎をつくるため、あるいは、同じような仕事の進め方に慣れてしまっている中間管理職の人たちの考え方を見直してもらうためにも非常いよいでしょう。

僕自身、気づいていると思っていた自分の新たな思考の癖に気づき、それを意識して日常業務にのぞむだけで全く生産性が変わります。

なんとか学びを成果に結び付けたい、身につけたいとの思いから、講義中の発言やML上での発言(ボケ発言も含む)、勉強会の場所提供など積極的に動いたおかげか、他の受講生の皆さんからの投票でMVPにも選んでいただき、とても充実した3ヶ月でした。

これから3ヶ月が今まで以上に重要で、学んだ知識、経験を自分の中に取り込んで血肉に変えていかなければなりません。継続して勉強会も実施予定です。頑張りますよー♪

お客様視点で考えるってこと

日々のシゴト、商品開発や営業やサービス提供や流通や・・・・その他いろいろ。
商品やサービスを考えるときに「どのターゲットに対して」とか「4P」についてはよく考えますが、マーケティングの「4C」を考える事ってあまりありませんよね。

そこで、知り合いのBlogにとてもいいことが書いてあったので引用します。
(ちょっと長文です)

私が最近お世話になっている知り合いに、「行きつけのスナック」に
連れて行ってもらいました。
「スナック」という空間に行くのは人生初です。
最寄り駅は埼玉の中でもやや地味な駅、かつ駅から10分以上離れた、
「繁華街を通り過ぎて住宅街に入り始めた」ようなところにある。
「ここお客さんくるんかいな~~~」と思いながら入ったら、やっぱり1人しかいない。
ママの推定年齢63歳。他の女性陣も50歳は超えている・・・と思われる。

これ経営大丈夫??と思いながらビールを頂いていたらドアが開き、
サラリーマン風(推定年齢55歳)のお客さんが来店。常連さんらしい。
「あ、お客さんきた・・・」と思っていたら、次々と人がきて
あれよあれよという間に満席に。
私にとっては、正直言ってこの立地・このママ(すみません)で
こんなにお客さんが来ることが驚きでした。

・・・・・・・
ということで、驚きのままで終わるのももったいない(?)ので
このスナックの4Cを考えてみました。

■Customer Value(価値)
スナックでは当然のことなのでしょうけれど、1つはきめ細やかなサービス。
お店に着くなりサッとおしぼりやお酒を用意してくれます。
お料理も、ちょっとした煮物や”ママの地元の野菜を使ったお漬物”など
素朴だけど美味でした。
これまで「スナック」といえば、ネオンがギラギラしたイメージしかなかったのですが、
このお店はこざっぱりして落ち着いている。
1人で来ているお客さんなんかは、お店の人が席についてお話するほかにも
お客さん同士でも結構おしゃべりしている。
知り合いも「同世代が多くておもしろいんだよ」とのこと。
気軽でのんびりした楽しいひとときも、お客さんにとっての価値なのでしょうね。

■Cost(コスト)
スナックの相場は全くわかりませんが・・・
今回連れて行ってくれた知り合い曰く、「安い」そうです。
4CのCostは「顧客が妥当性を判断するコスト」です。
値段が安くても、顧客にとって納得のいく商品・サービスが得られなければ
そのコストは「高い」と感じられます。
このスナックは、きめ細やかなサービスとお料理がありながらも
優しいお値段で提供しているから、私の知り合いは「安い」と評価するのだと
思います。

■Convenience(利便性)
このスナック、駅から離れた住宅街にあるということから
地元のお客さんが多いようでした。
また、私が行ったのは金曜の夜だったのですが、
会社帰りのような背広姿の人もいれば
「ちょっと家から飲みにきました」というような超普段着の人もいます。
お客さんにとっては「飲みたいときに気軽に立ち寄れる」存在であることが、
1つのポイントのようです。
また、お店に着けばすぐに「いつもの」ドリンクや好みのお料理が出てきます。
細かい注文をつけなくてもOK。これも利便性の1つでしょう。

■Communication(コミュニケーション)
スナックゆえですが、「お客様が求めるものを捉えて、サービスとして提供する」ことが
コミュニケーションの1つになっています。
会話だったり、提供する飲み物・お料理だったり、
リクエストに答えるママとのデュエットだったり。
また、お店が空いているときは電話やメールの営業もしているようです。
「今日あたりどう?」って。
こういったものは煩わしければお客さんも来ないでしょうし、
きっとしつこくない絶妙な営業活動なんだろうと思います。

結論。
店の雰囲気や料理の味、ママたちの小気味よい会話などが
地元のオジサマたちの心を捉えているようです。
こういった店は、人それぞれ好みがあるでしょうし、
このスナックもニッチな市場をターゲットにしてますが、
うまく心を捉えたオジサマに対しては、リピート顧客となってもらうよう
努力されているからこそこの盛況ぶりが実現できているのだろうと思います。

・・・・・・・
この「スナックにお客さんが入る理由」、当初は4Pを切り口に考えてみたのですが
製品⇒キメの細かいサービス、価格⇒安い(らしい)など、
なんか平凡・・・と思うような理由しか挙げられませんでした。
そこで、「では4Cは?」と考えながら列挙すると、4Pよりも実感がこもり列挙しやすい。
これは私が「顧客」の立場だからなんだと思います。
4Cを考えてみたことで、お客さんがたくさん入ってきたことに納得しつつ、
4Cは4Pが進化したもの、4Pと4Cのバランスが大切という理由を実感。

やや強引ですが、こんな風に身近な事例に対して
フレームワークを当てはめてみるのは
マーケティングや経営を学ぶ上でいい訓練になりそうです。

営業のみなさんはとにかくお客様のご要望を聞いてサービスや商品を提供するのが仕事。でも経済環境などの変化の激しい今日では対応するのも大変ですよね。あやふやな情報を社内に展開しようものなら「何聞いてきたんだ!」と怒られるシマツ・・・。

そして商品開発やマーケの人たちは、「顧客の嗜好が多様化している」ことはわかっていてもどういううち手をとてばいいかすごくムズカシイと思います。安易に4Pで資料でも作ろうものなら、「方法論はわかったが、売れるのか???」と言われるシマツ。

本来は本質を考えに考え抜く必要があり、フレームワークに頼るのはある意味安直ですが、4Cの視点を加えて吟味してみると大きく道が拓けるかもしれません。(あくまで「かもしれない」レベルですが・・・)

二次試験対策再開!今年こそマジで受かる!

年が明けて、今年の二次試験対策講座が始まりました。
僕はケツを叩かれないと動かない典型の人間なので、独学は無理と割りきって昨年お世話になった先生の授業をうけることにしました。やっぱりアツイ講義はいいですね。モチベーションの上がり方から変わります。

というわけで、本日の成果をアウトプット。カテゴリ分けとか面倒なのでとりあえず書きなぐりますがご容赦Please。

■抑えるべきポイント
 ・今年は二次受験者のうち上位15%に入らないと合格できない(今までは上位2割だった)
 <読む>
  ・設問要求の解釈が肝。コレを間違うと一気に0点になる。
  ・意図的におかしな解釈をしてみて解釈力を鍛えよ。
  ・解答内容のバラツキ、成績のバラツキを無くす事が大事。
   キレイな解答はリスクが高いと思え。
  ・与件と設問の双方&複数箇所から根拠を引っ張り出せ
  ・自分の思考プロセスそのものを疑え。極論、性格矯正だと思え。
 <考える>
  ・解答内容の設計が終わった時点で合否は決まっている。それぐらい設計は重要。
  ・書く内容を決めてから書かないと時間ばかりが過ぎていく。
  ・無理やりフレームワークを設定しない。落とし穴に落ちる恐れアリ。
  ・森を見て木を見よ。そしてまた森を見よ。
  ・因果がたくさん有る場合は何を盛り込んで何を盛りこまないのかを考えよ。
  ・因果のどこで点をとるべきかを考えよ。
  ・「アドバイスせよ」はなんとでも取れてしまう。与件に忠実に!
 <書く>
  ・書くときに「何をいいたいのか?」「だから何?」を常に意識せよ。

他にもいっぱいありますがひとまずこのへんで。

■ポイントを見につけるために実践する行動
 日々の業務で、メール送付や文書作成の際に
  ・書く内容を決めてしまってから書く
  ・DeleteキーやBackSpaceキーを使わない
  ・因果を意識して超丁寧に書く

まず自分の行動からですね。

【本】野村ノート

野村ノート
野村ノート
おすすめ平均
stars野村克也氏の人生論
stars内角を攻めてこさせないよう演技する
stars野球の話から人生を生きるヒントが得られる良書
stars野球に『論理』を初めて本格的に導入した野村ノート
stars野村の野球観、人生観が凝縮された一冊

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年末の新幹線の中で読了しました。野村再生工場といわれるだけあって、組織運営に関することが書いてあるかと思いきや、そこはやはり野球人。どちらかというとエッセイですね。

編集者が、戦略本のように見えるように目次を作り直したのかどうかは定かではありませんが、全体を通して段落分けの位置づけがあまりはっきりしないため、あっという間に読めてしまいます。その反面、ポイントを見落としやすい構成になっている気がします。

しかしそれは文章構成の話であり、書いてある内容のエッセンスとはまた別の話。本書に記載されている野球を通じた組織運営論はとても説得力のあるものが多く、大いに勉強になります。

ポイントになる記載を僕自身の解釈も加えて少々抜粋します。

  ・野球であれなんであれ、組織の人員は原理原則を理解しな ければならない。
  ・心が変われば態度が変わる →態度が変われば行動が変わる
  →行動が変われば習慣が変わる→習慣が変われば人格が変わる
   →人格が変われば運命が変わる→ 運命が変われば人生が変わる
  ・選手に優位感を持たせる
  ・伝え方のコツは、頭ごなしに言うのはなく「知らないより知っておいた方が良い」
  程度
 ・人生とは、人として生まれる。人として生きる。人を生かす。人を生む。である。
 ・評価は、人が下した評価こそが正しい
 ・指導者自身に実践力がなければ、説得力はない。
 ・戦いの土俵(ルール)がどういうものかを確認せよ。
 ・小事が大事を生む
 ・意識が転じて無意識になる。事をなす時不意に意識が表面化する。
  無意識になるまで習慣付けないと、いざという時に動けない。

野村監督は、「野球」というものがどういうものかを深く知り、「勝利」という目的のためにどのようにすればよいかを常に考え、実践し、失敗を繰り返したからこそ上記のようなポイントを見出すことができたのだろうと思います。

さて、場面は変わってビジネスの現場ではどうでしょう?上記と同じようにビジネスの現場を捉えると、原理原則を知らず(あるいは無視し)、目的意識もなく、深く考えることなく仕事を進めていること、多くないですか?

毎日の仕事や生活の中でもハッと気づきを得るためのヒントが本書には散りばめられています。

スタートラインはまだ遠く

本棚

本日は二次試験の合格発表日でした。というか僕にとっては不合格発表日でした。

まぁ、、予想はついていた、というか「ダメだった」という手応えだったのでまだまだやるべき事があるのでしょう。何はともあれ、この1年半ほど頑張ったことで自分の弱点と出来ていない事、そして本当に自分がやりたい事を明らかにできたのは自分自身にとって大きな成果だったと思います。

努力を続けること、と二次試験が終わった日にここに刻んだエントリですが、再びそれを見返して試験合格だけではなく、物事を考えるプロセス、考えることを継続するための方法、そのために行うべき行動などを頭に刻み込みました。

とにかく普段から色々なことの背景から考え、仮説を立て、検証してみて、さらにそれを繰り返すことを続けることが大事だと思います。この、「仮説を立てる」のが一番甘かったんだろうなぁ。。。

まだ診断士というスタートラインは見えませんが、これから約10ヶ月で徐々に近づいていきたいと思います。まずは、以前やってた勉強計画シートの再利用だな・・・

デフレが加速中

asahi.comより

日本銀行の白川方明総裁は30日、名古屋市内で地元経済団体などと懇談し、足元で進む物価下落について「金融緩和と金融市場の安定確保の両面で、デフレ克服のために最大限の努力を行っていく」と述べた。白川総裁は「デフレ」という言葉を初めて使い、対策に取り組む方針を強調した。総裁はこれまで「デフレにはさまざまな定義がある」などと述べ、日銀がデフレと判断しているかどうかについては明確に説明してこなかった。

日銀もデフレであることをみとめ、対策をとらないとまずいと認識した模様です。
勝間和代さんのTwitter投票が影響しているか定かではありませんが、投票した身としてはうれしい限りです。

さて、デフレになるとなぜまずいかをもう一度おさらいしましょう。
以前書きましたが、簡単に言うと↓のような感じです。

物価が下がる
 ↓
企業側からみて売上が低下する
 ↓
売上が低下しても従業員の賃金は比例して下げられない(※)
 ↓
企業の収益が悪化
 ↓
企業が雇用を縮小
 ↓
失業率増大
 ↓
消費の鈍化
 ↓
物価が下がっているので「まだ下がるだろう」という消費者意識からさらに消費が鈍化 
 ↓
更なる値下げ
 ↓
更なる収益の悪化
・・・

さてこのデフレにさらに拍車をかける状況が今顕在化しているのをご存知でしょうか?
それは先週から急騰している「円高現象」です。一時は84円/ドルになった模様。

今回の円高には中東ドバイの金融不安が一因にあるようです。ドバイの政府系投資会社の巨額の負債により資金繰り不安感が市場を支配し、比較的安定している円が買われているとのこと。

ではなぜ円高がデフレに拍車をかけるのでしょうか?簡単な図式だと↓が当てはまるかと思います。

円高

輸入品の価格が低下(いわゆるデフレ)

「もっと落ちる」との消費者意識により
消費が鈍化

企業収益悪化

また、日本を支える産業はほとんどが輸出で成り立っています。
輸出企業はドル決済(ドルをもらう)ので、円高だとドルの価値が下がって為替差損がどえらいことになります。(ちなみに、トヨタは1円円高にふれるだけで、200億円/年の損失だそうです)
円高により、輸出産業で成り立っている日本企業の多くが損失を被り、業績が悪化するわけです。

「輸入雑貨が安く買える!」と思っているあなた!もちろんそれもいいですが、マクロ視点で見たら自分が勤める会社が明日つぶれてしまうかもしれない現実が目の前にあるのを忘れないでおきましょう。

日銀はさっさと為替介入とか政府紙幣発行とかやればいいのに。。。

図書館利用はじめました

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試験が終わってからというもの、どんどん本を買いあさるがぜんぜん読むのが追いついていません(笑)。よく考えたら、ビジネス書を再度読み返すことってほとんどないなぁ(僕の場合ですが)って事で、ひとまずビジネス書は新書以外は図書館で調達することにしました。

大崎にある図書館は、ビジネス書を専門に取り扱っていることもあり、本屋のビジネス書コーナーよりは少ないですがそれでも必要な書籍はいろいろと取り揃えてあります。現在本業の傍ら進めているプロジェクトで、自分の知識を補うために早速借りて一気に読みました。まぁ、大体内容はビジネス雑誌とかにもよく書かれてある内容ですが・・・。

人事考課の事だけでなく、MBO(Management by Objectives)や上司部下のモチベーションマネジメントまで言及してあり、さらにサンプルシートまで添付してあって「ただの概要を述べた教科書」ではなくこれ一冊で十分現場へ適用することができる内容になっています。よくできた良書、という印象ですね。

面白かったのは↓かな・・・

■衰退の七つの危険信号
 (1)新鮮な目標がない
    毎期、ルーチンで目標設定がなされていませんか?
    毎年中期計画立てるとかも含まれるんじゃ・・・
 (2)現在の仕事しか考えない
    世の中の経済環境を無視した目標になってない?
    それだと目先の仕事だけに没頭する恐れあり
 (3)今までのやり方に固執する
    課長レベル以上に多いですよね、これ。
    でも若手でも新しいことにアンテナが立たないと、あっという間にこれになります。
 (4)会社はつぶれないと根拠もなく妄信する
    妄想の極みですね。会社がつぶれないのなら民事再生法はありません。
    会社はつぶれるモノです。
    事実、日本では2008年現在、廃業率が開業率を上回っています。
 (5)積極性がない
    どんな会社も創業時はベンチャー。
    安定した良い会社になってしまった老舗企業は危険。
 (6)過去の成功におぼれる
    飲み屋で武勇伝を話す人は大概これです。思考が停止しています。
 (7)批判を抑圧する
    部下の批判や意見を恐れて抑圧する上司は保身を第一義にしているのと同じ。
    それを恐れて批判をしない部下にも責任がないとはいえないが・・・。

面白いですね。
ちなみに僕のいる会社は・・・・・ノーコメント(〃´o`)=3

中には僕自身が素人目線から「こういうのやんなきゃまずくねーか?」って思っていることが大々的に取上げてあり、自分の考えを強固にできた部分もありました。

これから会社帰りに図書館を利用する日が増えそうです。

デフレについて考えてみる

Twitter

勝間和代さんがTwitterで署名を集め、デフレ防止について本日国家戦略室へ説明するとの事。私、経済学には明るくはないのでもしかしたら間違っているかもしれませんがご容赦ください。

さて、デフレ防止ですが、おそらく「デフレって物価が下がることでしょ?何がまずいの?」という方が多いでしょうから(その実私も先日まで知りませんでした)備忘録の意味もこめて簡単に説明しておきます。

「デフレ = 物価が下がること」で概ねの理解としては正しいです。では、物価が下がるとどうなるか?簡単なデフレスパイラルの仕組みは以下のとおりです。

    物価が下がる
     ↓
    企業側からみて売上が低下する
     ↓
    売上が低下しても従業員の賃金は比例して下げられない(※)
     ↓
    企業の収益が悪化
     ↓
    企業が雇用を縮小
     ↓
    失業率増大
     ↓
    消費の鈍化
     ↓
    物価が下がっているので「まだ下がるだろう」という消費者意識からさらに消費が鈍化
     ↓
    更なる値下げ
     ↓
    更なる収益の悪化
    ・・・

(※)ケインズ経済学での前提。賃金は下方硬直(つまり、業績が落ちようとも企業は従業員の給料を減らしづらい)であること。経済学者の中には当然別の立場の人たちもいますが、不況である現在はケインズの考え方が再度大きく見直されているのも事実です。「給料を業績連動にすればいいじゃないか」という方もいるでしょうが、世の中の9割9部を占める中小企業ではそのようなハイリスクな取り組みは行えないので、マクロ視点で見るとどんどん収益が悪化していきます。

インフレの場合は物価は上がりますが、「今買わないともっと物価が上がる!」という消費者意識から消費が加速され、景気という意味では上向く傾向にあります。(そんな簡単にはいきませんけどね。でも閉塞感が漂うデフレよりはマシです)

デフレに対して今すぐ自分のできること・・・は、モノを買いまくることかもしれませんが、そんな余裕はないので(笑)勝間さんの取り組みに一票入れておきました。

デフレの恐ろしさを政府もメディアももっと分かりやすく世に伝えるべきですよね。