●【本】夜のピクニック
恩田 陸 / 新潮社
Amazonランキング:67458位
Amazonおすすめ度:
恩田さんの本で一番好き。
心を言葉にする天才
最高でした!!
Amazonおすすめ度:

恩田さんの本で一番好き。
心を言葉にする天才
最高でした!!恩田陸二作目。
高校時代の「歩行祭」というある一日の出来事をつづったもの。
学校生活の思い出や卒業後の夢などを語り合いながら物語りは進行していく。
二人の少年と少女の間にある秘密と、その展開はどうなるのか?
朝8時から歩き続け、深夜の仮眠を挟んでまた次の朝8時まで歩き続けるというイベント。
マラソン大会の「走行」を「歩行」にし、時間をうんと引き延ばしたもの、それが「歩行祭」。
少年と少女、そして周りの友人たちが一晩にしていろいろな体験をし、成長していく様が一番の見所でしょうか。
男目線と女目線、双方の視点を見事に書き分けることができる恩田陸だからこそ描けた作品だと思います。
男女の視点の面白さと同時に、高校時代に感じたなんとなく青臭く、
それでいて荒々しいあの感覚を思起こさせるのも本作の特徴。
特に、主役二人だけでなく主役を取り巻くたくさんの友人それぞれの世界や感じ方も
細かく繊細に描かれていてあっという間に歩行祭の世界に引き込まれます。
全く止まることなく一気に読みました。
印象に残ったのは、主役(男のほう)の親友のひと言
だからさ、タイミングなんだよ。 お前が早いところ立派な大人になって、一日も早くおふくろさんに楽させたい、独り立ちしたいっていうのはよーく分かるよ。 あえて雑音をシャットアウトして、さっさと階段を上り切りたい気持ちは痛いほど分かるけどさ。 もちろん、おまえのそういうところ、俺は尊敬してる。だけどさ、雑音だって、お前を作ってるんだよ。 雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃなんないときだってあるんだよ。 お前にはノイズにしか聞こえないだろうけど、このノイズが聞こえるのって、今だけだから、 あとからテープを巻き戻して聴こうと思ったときにはもう聞こえない。 おまえ、いつか絶対、あの時聞いておけばよかったって後悔する日が来ると思う。
DVDも見てみたい!!!



コメント
へぇ!歩行祭。
結構おもしろそうなテーマですねぇ。
真似して実際にやってみたら面白いかもですね。
学生時代に限りますけどネ…。
Posted by: みかみん | 2006年11月24日 22:28
>みかみん
これやってみたいよね!?
でも考えてみたら富士山に登ったときの気持ちがコレと同じような感じかも。
酸素不足で語り合うどころじゃなかったけどね(笑)
Posted by: ぽりけん | 2006年11月25日 08:31
「夜のピクニック」良いですよね。
ノスタルジー爆発、って感じで。
同じ恩田陸学園モノでは、「ネバーランド」がおすすめかな。
青春中毒、バンザイ。
富士山に続く、大人の修学旅行また行きましょう。
Posted by: はたぼー@チャリ部主将 | 2006年11月25日 17:50
>はたぼーさん
お、ネバーランドっすね?
早速明日みにいきます(笑)
オトナの修学旅行?むふ、なんちて。
大人の修学旅行またやりましょう♪
Posted by: ぽりけん | 2006年11月25日 20:50